【シリーズ講座】”スタディ習慣”のつくり方 ~あの人の学び方を学ぶ~ 第一回「食卓研究家・女性起業家に学ぶ、”好きなこと”で起業するリサーチの作法」

「学びたい気持ちはあるけれど、何から始めたらいいのかわからない。」「自分の学びをもっと深めて、新しい挑戦につなげたい!」
シリーズ講座「”スタディ習慣”のつくり方」は、そんなあなたにお届けする「学び方」を学ぶトーク&ワークショップ講座です。多彩な”学びのプロ”をゲストとしてお招きし、好奇心あふれる”スタディ生活”をさらに豊かにするためのヒントを伺います。

第一回目のゲストは、食卓研究家/女性起業家の新田理恵さん。
管理栄養士・国際中医薬膳調理師として東西の栄養学を学び、薬膳料理や薬膳茶を作るうちに「本当に身体に良い食品を」という思いを突き詰めた結果、「美味しい薬草茶でたくさんの幸せと未来を作りたい!」と起業されたご経験の持ち主です。ご本人も「奇跡かと思うほど」の生産者との良縁を築けたリサーチの秘訣や、クラウドファンディングの活用方法、今だからこそ言える失敗談やアドバイスなど、若手起業経験者だからこその幅広いお話が期待できます。また、新田さんの伝統茶ブランド{tabel}に込められた複数の社会課題解決への思いも必聴です。
トークの後は、あなたのスタディを掘り下げるミニワークショップも開催。「もうすぐ起業するつもり」「起業家の先輩の話を聞いてみたい」という方はもちろん、「いつかは好きなことを自分の仕事にできたらいいなぁ」と考え始めた方やソーシャルデザインに興味がある方にも、おすすめの内容です。

新しい一年のはじまりに、ワコールスタディホール京都で”学び初め”をしてみませんか?

情報源: 【シリーズ講座】”スタディ習慣”のつくり方 ~あの人の学び方を学ぶ~ 第一回「食卓研究家・女性起業家に学ぶ、”好きなこと”で起業するリサーチの作法」|スクール|ワコールスタディホール京都|WACOAL STUDYHALL KYOTO

すしとわたし

「最後の晩餐として食べたいモノ」でいちばんに思いつくくらい、すしが好きだ。子どもの頃は好きではなかったようで、すし屋にいってもソバばかり食べていたという。では、すしを好きになったのはいつだったか。
 
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「自分の故郷のこと」から勉強する

上ばかりを見続けていると、急に下のほうが不安になる。ルーツとは、そういうものかもしれない。生まれた場所、育ってきた場所、父、母、家族。反発もあっただろうし、となりの庭が青いと思ったこともないわけではないが、何かが変わるとき、はじまるときに、もう一度、立ち戻りたくなる。

それというのも、年を重ねれば重ねるほど、自分から抜けきれない何かが、まざまざとみえてくるからである。私でいうと田舎者である、ということ。その裏返しとして、ミーハーであるということ。いつも何か最先端のものが足りない、という強迫観念があって、それを満たすために、旅に出る、情報を仕入れる。知っていること、尋ねられること、が喜びの源泉なのは変わらない。その先の、経験している人との差は、最終的には埋まらない。だから僕は伝える人となった。

さて、勉強家とは、つくる人なのか、伝える人なのか。結局、自分自身のバランスをとるために、両方を行き来することが大事なのかもしれない。勉強するのは伝えるため、光を当てるため。自分自身とその対象とのインタービューを言葉にして届ける。私にとっての作品は文章である。作品を通じて、世界を伝えること。

では、それを読みたい人とはどんな人だろう? 論文とのちがいは、貢献する対象である。ひとりよがりにならないような発見の伝え方とはなんだろうか。例えば、ここに記している原稿の文章は、モーニングページとは、いくぶんか文体が違い、文字もそれなりに読めて、再現可能なので、多少は伝えようと試みている。しかし、私自身に興味のない人にとっては、関係ないし、興味のわかない部分もある。結論は?と言われても、書いてから気づくこともあるからである。

と、つらつら原稿用紙に向かって書いてみて、確かに私は型から入るタイプなのであるが、型に引っ張られる、というのが正しいだろう。ミーハーであるとは、自分を通り道にしながら、型をつくるための審美眼を磨く行為である。

そうそう話は、ルーツのことだった。こんなことでは終わらない800字であった。

「10代の頃の夢」から勉強する

かつての自分と再会する。これはひとつの人生の喜びだと思っている。スティーブ・ジョブスのいう「コネクティング・ドット」に近い。あの頃、いろいろやっていたことは、全体像が見えていたわけではなかった。けれども、呼ばれるように好奇心を傾けていた。いつしかそこから離れてたとして、他のことを掘り下げたとき、かつてのことをふと思い出して、別の角度からみたり、ちょっとだけその本質に近づくことがができるようになっている自分に気づく。

自分の地層を発掘する。「reunion with past myself」というと、「かつての自分との再会」であり、「かつての自分との同窓会」を開くようなものだ。何も変わっていないのに、確かにあの頃よりも、少しだけできることが増えている。

40代にさしかかるなら、10代の夢をもう一度、呼びおこしてみるのも悪くない。その夢は、何をきっかけにみたのかは定かではない。単純な憧れは、好きな先輩の話だったり、恋をした人の好きなことだったり、なんでもいい。大学やその先の進路を描いたときに、誰もが通る通過点を振り返っている。そこから何がみえてくるだろうか。

私の場合、それはファッションデザイナーである。ファッションを学びたくて、大学でフランス語を学んだ。本当はフランス語学部に入りたかったけれど、そこは落ちて、すべり止めのフランス文学部だった 。でも、いま人文学部で教員をしていて、「文学×ソーシャルデザイン」について考えているとすれば、落としてくれてありがとう、しか言えない。

ファッションへの憧れは、多分、雑誌を読むことが唯一の背伸びだったから。そういうカルチャーシーンの人になってみたかった。その近道がデザイナーだった。いろいろあって、新卒で勤めた仕事がウェブデザイナーだったから悪くない判断だ。

と、ウェブデザイナー、編集長、大学教員といろいろ回り道をしたけれど、肝心のファッションとはなかなか再会できずにいる。いま改めて、男性向けパジャマブランドをはじめるには、何をすればいいか。かつての自分の夢を、大人になった自分が応援するのである。

エクスプローラー

・選択肢を狭めずに幅広い針路を検討する(p5)
・一カ所に腰を落ち着けるのではなく、身軽に、そして敏捷に動き続ける(p230)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

  • 作者:リンダ グラットン,アンドリュー スコット
  • 出版社:東洋経済新報社
  • 発売日: 2016-10-21

「インディペンデント・プロデューサー」「ポートフォリオ・ワーカー」と並ぶ、100年ライフ時代の新たなステージのひとつ。断捨離後の、種まきの時期。<例>「スタディホールは、リンダ・グラットンのいうエクスプローラーのためのセーフティネットである」

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#勉強リスト 20161214_02B

「インストラクショナル・デザイン」

「インストラクショナル・デザイン」ってそもそも何?

▼きっかけ
12/14のミラツクイベントでのグループワークで、一緒になった方から

▼背景
「インストラクショナル・デザイン」なる考え方があったのか! 基本的なことで知らないことが多すぎる…学習意欲を高める授業のつくり方ってまさにど真ん中。スタディホールのヒントに。

▼次にすること

<インプット>
インストラクショナル・デザインおよびライゲルースをネットで調べる。入門編として『インストラクショナルデザインの道具箱』を読む。

<スループット>
自分なりに考えてみる

<アウトプット>
来年の授業にいかす

#勉強リスト 20161214_01A

「恥」

“恥じらい”の気持ちがオープンマインドの醸成にどう影響しているの?

▼きっかけ
12/14のミラツクイベントでのグループワークで、一緒になった方から

▼背景
マイプロジェクトを考えるために自分を振り返るとき、どうしても自己肯定感があることを前提にしたワークになっている気がしてモヤモヤしていた。そのとき、「やりたいこと」を掘り下げる前に、「やりたくないこと」を消していくというアプローチを知り、ピンときた。ソーシャルデザインの入り口に至るまでの、プレソーシャルデザインのひとつのヒントに、恥じらいについてもう少し深めてみる。

▼次にすること

<インプット>
「恥」でamazon検索してみると、マイケル・ルイス『恥の心理学―傷つく自己』やマリオ・ヤコービ『恥と自尊心―その起源から心理療法へ』などが出てきた。とはいえそこそこの値段だし、いつもの図書館はなさそう…まずは『自尊心を育てるワークブック』グレン・シラルディを購入して読んでみる。

<スループット>
どこかのタイミングで学生に聞いてみようかな

<アウトプット>
まずは来年の授業にいかす

「アイデアの再生回数」ということ

昨日の午後は北白川のギャラリー「rondokreanto」へ、暦本純一さん&堀正岳さんをゲストに「現代の知的生産の技術」と題したトークを聞きに。梅棹忠夫さんの知的生産の余韻が香るような場の空気も素晴らしく、参加者ひとりひとりも個性的でとても新鮮なイベントでした。

どんどん忘れていく=無意識に放り込む時代だからこそ、「アイデアの再生回数」が大事、というのは本当にそうだな。思い出す環境を整えることも、スタディホールの役割かもしれない。

以下、メモ
・仮説や着想、「ひょっとしたら」を記すためだけのノートを持ち歩く
・フィールドノートで得た知識の体験化(360度カメラなど)
・21世紀のクリエイティビティは、AIの予想を裏切る力=妄想力
・個人的なメモが集まるevernoteの情報は、外向きのものよりも(自分にとって)誠意のある情報、そこからのセレンディピティが池亭記生産を加速させる
・とはいえ、そもそも21世紀の”知的生産”ってなんだろう?

ちなみにギャラリーは週単位だけど、かつて子ども部屋だったという和室は1日一万円でお借りできるみたい。小さな集まりや原稿を書くためのカンヅメに、今度利用してみようかな。

初めてのスタディホールデート♡

土曜日の午前中は、夫婦でスタディホールデート@自宅。10:00くらいから「これから調べ物をすること」と「その背景」を共有して、12:00くらいからのランチで「気付いたこと」や「次にやること」を共有する。その後は保育園にお迎えに。

今日は午後からシンポジウム「梅棹忠夫と未来を語る」があるので、『梅棹忠夫 語る』を読了。三内丸山遺跡が急にマイスタディリストに浮上してきた。あとは先行研究や引用がなくても、あるいは語り口調でも、論文として成り立つ可能性があるという背中の後押しも。

以下、メモ。

・思いつきこそ独創や。
・わたしの人生を決定しているのは、モチーフは遊びや。プレイや。
・学問から思想は出てこない。思想から学問はあるな。
・若い人には、本質論をやれ、と言いたい。
・わたしは人類全体の一個体にすぎない。
・明るいペシミストや。
・(いいリーダーの条件とは)フォロワーシップを経験し理解することやな。

スタディの語源は“情熱”だった! マイプロジェクトをはじめたい&つづけたい、すべての人へ捧ぐ「スタディホール」のススメ

greenz.jpでは2012年より「マイプロジェクトSHOWCASE」という連載を通じて、150人以上のマイプロジェクトの担い手にインタビューを行い、現在の活動だけでなく、プロジェクトを始めたきっかけや原体験となるエピソードなどを紹介してきた。また、それらの記事をヒントに、自らマイプロジェクトをはじめる読者も全国的に増えている。

その一方、「マイプロジェクトを持ってみたいが、どう始めたらよいかわからない」「マイプロジェクトを始めたはいいが、なかなか続かない」という声も根強くある。そのような心理的ハードルを減らし、誰もがマイプロジェクトに挑戦したくなる状況をつくるために、どのような仕掛けが有効だろうか?

本稿ではその手がかりとして、マイプロジェクトとして形になる前の“模索期”に注目する。そして模索期に行われる、あらゆる勉強や研究、リサーチなどの活動を「スタディ」と定義し、それぞれのスタディを支える手法として私が新たに提案する『スタディホール』が、どのようにマイプロジェクトの実現につながるのか、論を進めてみたい。

%e3%83%95%e3%82%9a%e3%83%ad%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%ab執筆:兼松佳宏(勉強家/京都精華大学人文学部特任講師/元「greenz.jp」編集長)

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