断章/コメント

大学に進学するときに購入しているもの、こと

大学に進学するときに購入しているもの、ことは何か?
スタディホールの浸透によって代替可能なもの、ことは何か?

  1. カリキュラム
    教育の要であり、教員の願いであり、よくもわるくも強制的に学生のリズムをつくるもの。では、カリキュラムそのものを勉強する側が好きなようにデザインしたときに、どんなことが起こるだろうか。ときには強制することも大切だとすれば、どんな仕掛けが考えられるだろうか?
     
  2. ファシリティ
    個人では所有できそうにないあらゆる手段、空間を利用できる学生の特権。では、学生ではない者が、希望する手段、空間を所有する組織から、利用許可をもらうほどの信頼を獲得するには、どんなオーソライズが必要だろうか?
     
  3. 教授
    われわれを導く師であり、的確なフィードバックと斜め上の問いと不可逆的なインスピレーションを与えてくれる存在。では、大学生と教授との間には、どんな契約関係が結ばれているのだろうか? テーマによってその都度「わたしの教授になってくれませんか?」と依頼することが当たり前になるには、どんな成功例があればいいだろうか。そのとき、どんな謝礼がふさわしいだろうか。
     
  4. クラスメイト
    同じ立場で、同じ目線で切磋琢磨できる貴重な仲間であり、場合によっては将来の可能性を拡張する存在。クラスメイトの一番の価値は、なんだかんだ、いつもそこにいる、ということだろう。では、クラスというものがなくともクラスメイト的な関係が育まれるためにはどうすれば? そしてそれは、どんな単位のメイトなのだろう。
     
  5. 機会
    学割を挙げるまでもなく、もっと前向きな意味においても、その立場だからこそ扉が開くことは往々にしてあるだろう。では、スタディする人たちとは、客観的にはどのような立場であり、どのような機会に恵まれるべきなのだろうか?
     

などなど

STUDYHALLにおける3つのSHIP

  1. FOLLOWER-SHIP
  2. フォロワーとして貢献する姿勢
    「当事者の気持ちで、力になれそうなことは?」

  3. EDITOR-SHIP
  4. 編集者として助言する姿勢
    「よかったところは? より突っ込んで、質問してみたいことは?」

  5. MATE-SHIP
  6. 仲間として鼓舞する姿勢
    「日頃の感謝など、発表内容に関係なく、この機会に伝えておきたいことは?」

などなど

ラーニング・コミュニティからのスタディイング・コミュニティ

study/learnのニュアンスの違い

・勉強/学習
・積極的/受動的
・結果を問わない(プロセス)/結果を問う
・情熱/習得
・師がいない(こともある、いてもいいけど)/師がいる
・プレ創造(0→プラスの一歩目)/癒やし(マイナス→0)

「ラーニング・コミュニティ」の機能はあくまで「リトリート」「リコネクト」であり、「スタディイング・コミュニティ」はやがて「クリエイト」「イノベート」に至るための、「プラクティス」や「プリペア」という機能がある、という仮説。

「ラーニング・コミュニティ」が根付きつつあるからこそ、次のフェーズへ。そういう補完関係。

対話の手法としての「スタディホール」

1985年 「Open Space Technology」誕生(ハリソン・オーウェン)
1987年 「Appreciative Inquiry」誕生(デービッド・クーパーライダー&ダイアナ・ホイットニー)
1995年 「World Cafe」誕生(アニータ・ブラウン&デイビッド・アイザックス)
2016年 「Studyhall」誕生(兼松佳宏&誰か!)

“●●の治療所”

“魂の治療所”としての図書館。”●●の治療所”としてのSTUDYHALL。