#文章

DOとしての肩書き、BEとしての肩書き

greenz.jp編集長を卒業し、“フリーランスの勉強家”と名乗るようになってから、僕の働き方について関心(というか疑問)を持っていただく人が増えて、とてもありがたく思う。

「勉強家の兼松佳宏」と書かれた名刺をお渡しして、いまのところ無反応だったことは一度もない。いつかは飽きられると思うけれど、まだまだ違和感があるみたいで嬉しい。笑ってもらえるくらいがちょうどいい。

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発達とは、自身の認識を規定していたものに気づくこと

より複雑な意識に向けた成人と発達のプロセスとは、それまでに自身の認識を規定していたものに気づくことを通して実現される。

『実践インテグラル・ライフ―自己成長の設計図』ケン・ウィルバー, テリー・パッテンほか、p103

→ もっともシンプルな成長の定義かもしれない。気付き、戸惑い、可能性。

共同体という文脈のなかで、自らを新しいかたちで経験する

私たちが実際に変化を経験するときというのは、共同体という文脈のなかで自らを新しいかたちで経験するときに起こるものです。それにより、自己の変化が完全に現実のものして、信頼のできるものとして認識されるのです。

『実践インテグラル・ライフ―自己成長の設計図』ケン・ウィルバー、テリー・パッテンほか、p289

→ 成長を認識する機能としてのコミュニティ、そして場としての即興的なスタディホールはいかに可能か。ポイントはフィードバックの質。

ある建築家/リサーチャーの勉強メソッド

京都精華大学の学食で、ある人の勉強メソッドを聞いたときのメモ。

  • 【THRUPUT】「逆算からの問いづくり」
  • いい問いがみつかれば、必然的にやるべきことが絞られてくる。からこそ、問いづくりが一番むずかしい。そんなとき、既にあるプロダクトやサービス、気になった物事のルーツを辿ってみる=逆算してみると、そこに至るまでの問いが浮かび上がってくることもある。「なぜ、○○が生まれたのか」、それはどこかの誰かが真剣に考えた問いであり、「○○ではない解決方法は何か」、それはもうひとつの可能性の宝庫でもある。

  • 【INPUT】「統計であそぼ」
  • 何かのプロジェクトを進めていくと、統計が必要なタイミングにあたることがある。それは説得力を高めるためだったり、プロジェクトの社会的なニーズを確認するためだったり、自分ひとりで考えていることを、ある意味社会化するためにさけてとおれないプロセスでもある。NHKでも総務省でも、関係しそうな統計を眺めてみて、知らなかったこと、新しい発見を共有するのは面白そう。ただしデータをどう読むのか、どう整理するのかはスキルがいりそう。ワークショップにするには、統計学をもう少し勉強しないと。Spurious Correlationsの偶然の一致のように、クイズをつくる、統計で遊ぶ、みたいな方向で。

【アウトプット】“いい”の解像度を高める「ココロの動きエッセー」(松倉早星さん)

言葉になっていないものをつかまえる。
プランナーという仕事の秘訣は、
日々のアウトプットの習慣にありました。

「ココロの動きエッセー」

ひとりで/みんなで
インプット/スループット/アウトプット
勉強に関心がない/テーマが見つからない/時間がない、続かない/勉強を活かせていない/勉強を極めたい

こんな効果が

・自分が関心のあるテーマが浮かび上がってくる
・自分がいいと思うものの判断軸をつくる

時間

15分

必要なもの

・ノートやテキストディターなど書くもの

事前準備

特になし

手順

(1)「ココロが動いたもの(感動したこと、悲しかったこと、疑問に思ったこと)」をノートに書き出す(5分)
(2)そのうちのひとつを選んで、「どうしてココロが動いたのか」をテーマに文章を書く(10分)

コツ

「公開してもいいし、しなくてもいい」
「誤字脱字は気にしない」
「書きながら考える、とにかく毎日の習慣にすること」

レシピ協力

松倉早星さん
(クリエイティブディレクター・プランナー)

1983年 北海道富良野生まれ。立命館大学産業社会学部卒業。 東京・京都の制作プロダクションを経て、2011年末ovaqe inc.を設立。2017年7月より、 プランニング、リサーチ、クリエイティブに特化した新会社設立予定。これまでに領域を問わないコミュニケーション設計、プランニング、 戦略設計を展開し、国内外のデザイン・広告賞受賞多数。京都造形芸術大学・非常勤講師。二児の父。

【似たようなレシピ】

※これから

STUDY WEEKLY 2017.06.15 – 2017.6.21

2017.06.16


→ “勉強家”としての岡崎体育

2017.06.17

記録なし

2017.06.18

記録なし

2017.06.19


→ 今度、東京にいくときに声をかけてみる


→ マウナケアの上から源へ、そして、源から少しずつ上へ。

2017.06.20


→ いろんな管理に使えそう、今のところ続いているし、続けたいと感じさせられている(ただし、他の人のアクティビティが影響している感じではない)


→ 運動もそこはかとなく続いている、エッセンスを続けること。


→ まだまだ至らないことも多いけれど、この環境での学びこそいまの僕にもっとも必要なことなんだろうな。もっと精華大で実験できることはある。


→ いろんな方法(+考え方)を教えてもらったので、いかしていきたい

2017.06.21


→ 教えてもらった腰を入れる感覚は、意識するようになったかも。家で膝歩きを練習してみよう


→ グランドルールをプリントアウトしなくては…


→ お勉強と食事。あるいは勉強中のレシピ。いろんな解釈


→ 探求学習の現場をしっかりとみてみたい


→ やった数だけ気づきがふえることを実感

スタディホールのグランドルール(暫定版)

  1. いま、ここに集まったこと自体すごいご縁である
    → 2度とない即興的空間/時間への感謝
  2. いま話されていることは、ここだけの秘密である
    → コンフィデンシャルである、プロセスを共有するための安心感
  3. 他者への貢献も自分の学びである
    → お互いのスタディ、最初の第一歩を応援することからはじまる学びのコミュニティ

脳科学から考える、勉強と幸福の関係

脳科学的には実にシンプル。幸福とは、ドーパミンの分泌です。ドーパミンが分泌されれば、私たちは誰でも「幸せ」を感じ、幸福になることができるのです。では、どうすればドーパミンが分泌されるのか。それは、「自己成長」したときです。昨日までできなかったことが、今日できるようになった。そんなときに「やった!!」という達成感とともに、ドーパミンが分泌されます。

「自己成長する」ためにどうすればいいのか? そこで重要になるのが、「勉強」です。勉強とは新しい知識、経験、気付きの獲得です。結果として、行動や習慣が変化し、スキルや技術が磨かれる。「自己成長」が誘発されるのです。

『ムダにならない勉強法』樺沢紫苑、p43

→ 日々の勉強が幸せ感につながっている、という真理。

スタディ・タイムライン/スタディ・ポートフォリオ

  • スタディ・タイムライン
  • 最近のインプット、スループット、アウトプットが時系列で流れていくもの。フロー。フォローしている人の最近の動向がセレンディピティとなるか。

  • スタディ・ポートフォリオ
  • 勉強していること/終わったことの履歴、知見の整理。ストック。履歴書の代わりとなり、機会を広げる。

これらをいかに自動化できるか。マイスタディ支援アプリの可能性。

などなど

あるソーシャルイノベーターの勉強メソッド

高槻の寿司屋で、ある人の勉強方法を聞いたときのメモ。

  • 【INPUT】ゆるいパネルディスカッション
  • 専門的な知見を有する人を複数集めて、自分が関心のあることについて問いを投げてみる。そうして未知のことを浮かび上がらせていく。問われた人同士でも発見があるのがいいのだろう。イベント化しなくともできそうだが、それなりにハードルは高い。が、確かに自分もフォーラムやシンポジウムで大きな気付きが合ったりするので、それを習慣化するのは、僕にとっては得意なことかもしれない。

  • 【OUTPUT】ポップアップ・ワークショップ
  • インプットとアウトプットの循環として、ワークショップとして実験する。ワークショップをデザインすることでまとめていく。これもハードルは高いかもしれないが、学びの定着としては効率的であり、3〜5人くらいでもできることはあるはず。ことば遊びワークショップ実験仲間を募ってみたくなった。ただしやりっぱなしではなく、リフレクションする機会を設けること。

  • 【INPUT/THRUPUT】「スタディ・バケーション」
  • 年に一回、ハワイで一ヶ月過ごすことでV字回復できるのだそう。気持ちのメンテナンスの大切さ。安心できる状況において、1000ページを超える大著に挑んだり、考えことをする。必ずしもハワイでなくてもいい。ちなみに大ボスに挑むために、中ボスや気分が上がる定番の本も一緒に持っていくだとか。「大ボス中ボスインプット」と取り出すこともできそう。

  • 【INPUT】「リトリート読書」
  • 「年一ハワイ」から気分転換インプットを取り出してみた。新しい本を読むのもいいけれど、何周する本があってもいい。元気を出したい、爽快になりたい、という気分の転換のために、本や漫画を利用する、という読み方。これは僕がジョルジュ・ペレックを手元においておくのと近いかな。モードに入るまでの時間、あるいは距離の短縮。