2017年 7月 の投稿一覧

DOとしての肩書き、BEとしての肩書き

greenz.jp編集長を卒業し、“フリーランスの勉強家”と名乗るようになってから、僕の働き方について関心(というか疑問)を持っていただく人が増えて、とてもありがたく思う。

「勉強家の兼松佳宏」と書かれた名刺をお渡しして、いまのところ無反応だったことは一度もない。いつかは飽きられると思うけれど、まだまだ違和感があるみたいで嬉しい。笑ってもらえるくらいがちょうどいい。

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発達とは、自身の認識を規定していたものに気づくこと

より複雑な意識に向けた成人と発達のプロセスとは、それまでに自身の認識を規定していたものに気づくことを通して実現される。

『実践インテグラル・ライフ―自己成長の設計図』ケン・ウィルバー, テリー・パッテンほか、p103

→ もっともシンプルな成長の定義かもしれない。気付き、戸惑い、可能性。

共同体という文脈のなかで、自らを新しいかたちで経験する

私たちが実際に変化を経験するときというのは、共同体という文脈のなかで自らを新しいかたちで経験するときに起こるものです。それにより、自己の変化が完全に現実のものして、信頼のできるものとして認識されるのです。

『実践インテグラル・ライフ―自己成長の設計図』ケン・ウィルバー、テリー・パッテンほか、p289

→ 成長を認識する機能としてのコミュニティ、そして場としての即興的なスタディホールはいかに可能か。ポイントはフィードバックの質。

ある建築家/リサーチャーの勉強メソッド

京都精華大学の学食で、ある人の勉強メソッドを聞いたときのメモ。

  • 【THRUPUT】「逆算からの問いづくり」
  • いい問いがみつかれば、必然的にやるべきことが絞られてくる。からこそ、問いづくりが一番むずかしい。そんなとき、既にあるプロダクトやサービス、気になった物事のルーツを辿ってみる=逆算してみると、そこに至るまでの問いが浮かび上がってくることもある。「なぜ、○○が生まれたのか」、それはどこかの誰かが真剣に考えた問いであり、「○○ではない解決方法は何か」、それはもうひとつの可能性の宝庫でもある。

  • 【INPUT】「統計であそぼ」
  • 何かのプロジェクトを進めていくと、統計が必要なタイミングにあたることがある。それは説得力を高めるためだったり、プロジェクトの社会的なニーズを確認するためだったり、自分ひとりで考えていることを、ある意味社会化するためにさけてとおれないプロセスでもある。NHKでも総務省でも、関係しそうな統計を眺めてみて、知らなかったこと、新しい発見を共有するのは面白そう。ただしデータをどう読むのか、どう整理するのかはスキルがいりそう。ワークショップにするには、統計学をもう少し勉強しないと。Spurious Correlationsの偶然の一致のように、クイズをつくる、統計で遊ぶ、みたいな方向で。