ことば遊びワークショップ案「ありそうでなかった”ことわざ”づくり」

視覚に関する言葉は、きわめて多いが、眼鏡にもとづく隠喩や表現やことわざは、きわめて少ないうえに、実際すべて陳腐になってしまう。<眼鏡をきちんとかける>とか<眼鏡をきちんとはめる>は、<さらに注意深くする>ことを意味するが、いまではこれからの表現はつかわれていないと思う。サン=シモンは、かつて<きびしく見せる>ということをいうのに<眼鏡をかける>という表現をつかったことがある。またモリエールは、<彼女はインテリしか好まない>ということをいうのに、<彼女は眼鏡をかけた目に賛成だ>という表現をつかった。しかしこれらのイメージは真に一般の人々がつかうものにはならなかった。

『考える/分類する』ジョルジュ・ペレック、p115

→ 例える力を身につけるために、メガネなど身近なものを使って隠喩やことわざをつくってみるワークショップはどうだろう。例えば「伊達メガネをかける」とはなんの例えか。