書くこと ― ジョルジュ・ペレック

書くこと。それはこころを込めてなにかを拾いとどめようとすることだ。ひろがりゆく空虚からくっきりとした断片を救いだし、どこかに、わだち、なごり、あかし、あるいはしるしをいくつか残すこと。

― ジョルジュ・ペレック『さまざまな空間』p.199