スタディホールのスタディ

一. われわれは、勉強を愛する者たちの集まりである。 
一. われわれは、勉強空間/時間をリノベートする者たちの集まりである。

一. 勉強とは、自ら強いて勉めることである。誰かに強いられるような真似はしない。
一. 勉強とは、ひとりでするものである。同じくらい、みんなでするものである。

一. われわれは、勉強する。基本的人権としての「集会の自由」「表現の自由」のもとに。
一. われわれは、勉強する。人生の投企としての「マイプロジェクト」を形にするために。

一. 美は唯、勉強に在り。 
一. 勉強せし横顔は、samothrakoの勝利女神より美なり。

「勉強家宣言(2015)」より抜粋

はじめに

われわれが提唱するのは、勉強空間/時間をリノベート[*1]するためのいくつかの方法論である。そのひとつのアプローチとして、「スタディ」および「スタディホール」という言葉の再定義を試みる。このエッセ(試論)は、一勉強家としての表明であり、実践可能な具体案であり、思慮深い議論の口火を切るものである。

いつでも、どこでも、誰でも、ひとたび「STUDYHALL!」と記せば、その場所/その時間は、即興の、あらゆる可能性に満ちた、自由で創造的な勉強空間/時間となる。

そのときそこでは、何かがはじまる。背中を押される。ソワソワする。息を吹き返す。あるいは、他者を通じて自分を知る。自分を肯定する勇気を持つ。他の人にはまかせられない、自分がやるのはほぼ必然であるようなテーマと出会う。「すべては私に届いた贈り物のようだ」、目の前の景色が以前とは違って見える。

勉強せし横顔は美なり。ようこそ、スタディホールへ。
 
 
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玉川大学のスタディホール

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最新の英語教育「ELFプログラム」を展開する玉川大学。来春4月、「ELF STUDY HALL 2015」の利用を開始します

この建物で学修する際に、常に世界をイメージして英語を学べるよう、5大陸の連携をモチーフに、赤・青・緑・黄・黒の5色にベース色の白を加えたデザイン展開をし、世界をつなぐ施設を創出しています。

さらに5色とベース色の白で全人教育の真・善・美・聖・健・富を表現し、玉川大学独自の学修空間の特性を表現しています。

  真(緑色):真実の追究-リラックス
  善(白色):善意を示す色-知識の追究
  美(青色):芸術性の表現-落着き
  聖(黒色):宗教-荘厳
  健(赤色):健康-活動
  富(黄色):豊かさ-コミュニケーション

1階:ELFセンターの共通エリアとし、フロアカラーは設けず各色を用いて融合を意図する内装デザイン
2階、3階、4階、B1階の教室階はフロアカラー(赤・青・緑・黄)を設け、他の3色をアクセントカラーとして配色し色での融合を表現
B1階:落ち着いた空間でのハイレベルのコミュニケーションを生む青
2階:リラックスした空間での実りあるコミュニケーションを生む緑
3階:知識に基づいたコミュニケーションを誘発する黄
4階:アクティブなコミュニケーションを誘発する赤

玉川大学ウェブサイト より

大学に進学するときに購入しているもの、こと

大学に進学するときに購入しているもの、ことは何か?
スタディホールの浸透によって代替可能なもの、ことは何か?

  1. カリキュラム
    教育の要であり、教員の願いであり、よくもわるくも強制的に学生のリズムをつくるもの。では、カリキュラムそのものを勉強する側が好きなようにデザインしたときに、どんなことが起こるだろうか。ときには強制することも大切だとすれば、どんな仕掛けが考えられるだろうか?
     
  2. ファシリティ
    個人では所有できそうにないあらゆる手段、空間を利用できる学生の特権。では、学生ではない者が、希望する手段、空間を所有する組織から、利用許可をもらうほどの信頼を獲得するには、どんなオーソライズが必要だろうか?
     
  3. 教授
    われわれを導く師であり、的確なフィードバックと斜め上の問いと不可逆的なインスピレーションを与えてくれる存在。では、大学生と教授との間には、どんな契約関係が結ばれているのだろうか? テーマによってその都度「わたしの教授になってくれませんか?」と依頼することが当たり前になるには、どんな成功例があればいいだろうか。そのとき、どんな謝礼がふさわしいだろうか。
     
  4. クラスメイト
    同じ立場で、同じ目線で切磋琢磨できる貴重な仲間であり、場合によっては将来の可能性を拡張する存在。クラスメイトの一番の価値は、なんだかんだ、いつもそこにいる、ということだろう。では、クラスというものがなくともクラスメイト的な関係が育まれるためにはどうすれば? そしてそれは、どんな単位のメイトなのだろう。
     
  5. 機会
    学割を挙げるまでもなく、もっと前向きな意味においても、その立場だからこそ扉が開くことは往々にしてあるだろう。では、スタディする人たちとは、客観的にはどのような立場であり、どのような機会に恵まれるべきなのだろうか?
     

などなど

アパレルショップとしてのスタディホール

Study Hall is a little shop in Chicago’s Ukrainian Village that carries clothes and accessories for men and women, jewelry, books, stationery, housewares, and assorted ephemera for the discerning consumer. We carefully stock the store with our favorite brands and hard-to-find products, and occasionally produce some of own. As our name suggests, we love to learn, and so every season we focus on a subject or idea, curating part of the store with related products, so our selection changes frequently.

Study Hall ¦ Info – Study Hall

Creative Sewing Center のスタディホール

Do you remember Study Hall back in school? It was a time set aside to work on your own homework assignments. Often there was a teacher present to assist with questions that might arise while working on your own. Though not a tutorial session, the teacher present could answer basic questions in order to keep you moving through the assignments.

Heirloom Creations has taken that same Study Hall atmosphere and scheduled a variety of sewing, quilting, serging, and embroidery classes. These Study Hall classes run the entire day for people to come and go as their schedule allows. Study Hall classes can also be used for just a good old fashion open sew day for maybe a group of friends. Organize a day a of fun and socializing and enjoy the company of your own compadres.

What is a Heirloom Creations’ “Study Hall” Class? – Heirloom Creations

STUDYHALLにおける3つのSHIP

  1. FOLLOWER-SHIP
  2. フォロワーとして貢献する姿勢
    「当事者の気持ちで、力になれそうなことは?」

  3. EDITOR-SHIP
  4. 編集者として助言する姿勢
    「よかったところは? より突っ込んで、質問してみたいことは?」

  5. MATE-SHIP
  6. 仲間として鼓舞する姿勢
    「日頃の感謝など、発表内容に関係なく、この機会に伝えておきたいことは?」

などなど

ラーニング・コミュニティからのスタディイング・コミュニティ

study/learnのニュアンスの違い

・勉強/学習
・積極的/受動的
・結果を問わない(プロセス)/結果を問う
・情熱/習得
・師がいない(こともある、いてもいいけど)/師がいる
・プレ創造(0→プラスの一歩目)/癒やし(マイナス→0)

「ラーニング・コミュニティ」の機能はあくまで「リトリート」「リコネクト」であり、「スタディイング・コミュニティ」はやがて「クリエイト」「イノベート」に至るための、「プラクティス」や「プリペア」という機能がある、という仮説。

「ラーニング・コミュニティ」が根付きつつあるからこそ、次のフェーズへ。そういう補完関係。